吉成建築の歴史①「はじまり」

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吉成建築 営業の安齋です。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回はズバリ、吉成建築の歴史をご紹介したいと思います。

 

建築会社を選定される際「社歴もしっかり調べる」という方はどの程度いらっしゃるでしょうか?

 

大企業であればウェブサイトに会社沿革などがあり、

 

『明治XX年:○△商店として創業』

 

みたいな記載があって、

 

「おぉ~スゴい歴史のある会社なんだな~」

 

なんて知ることができると思いますが、、

吉成建築のウェブサイトには沿革の記載はなく。。

 

会社概要に「設立:平成4年(1992年)2月20日」と記載はしていますが、、

 

今回はもう少し遡って吉成建築の歴史をご紹介いたします。

 

吉成建築の大工稼業は1960年初期の頃。

 

現社長 吉成 新一の父が「吉成大工」という屋号を背負って一人親方から始め、その後に「吉成建築」という屋号になったと聞いています。

 

会長(と社員は呼んでいます)は本格和風の建築を得意とし、こだわりの素材選定や頑丈で良い家をつくるという情熱にオーナー様の満足度はとても高かったようです。

 

私も会長が手掛けたお宅にお邪魔し、オーナー様のお話を伺う機会がありました。

 

そのお宅は1980年代中頃に新築されたお宅で、現オーナー様のご両親が当時お仕事を引退され余生を過ごす隠居として建てられたそうです。

 

その後ご両親がご逝去され、県外に住まわれるご息女様が相続で現オーナー様となられました。

 

年に1〜2度ほど、お掃除と風通しにいらしているとのことで、その折にお話を伺うことができたのですが、その中で特に心に残ったのが、

 

①2011年の東日本大震災でもビクともしなかったこと。その後も福島県では大地震が偶発していますが、会長がしっかりとつくってくれたおかげで耐震性には何の不安もなく寝泊まりできていること。

 

②平坦な立地に近隣の家々が建ち並ぶ環境の中、川沿いのエリアということもあり会長の強い提案でわざわざ土盛りをして80cm程度地盤を上げたこと。2019年の台風19号の水害では周囲が床上浸水の被害を受ける中、浸水被害を免れ建物も家財も守られたこと。

 

③ご両親と会長がこだわって厳選した素材が、代が替わった今なお艶やかに佇み、その設えや納まりを現オーナー様ご夫婦もとても気に入っていらっしゃること。

目を細めながらこの家の思い出を語ってくださる現オーナー様。

 

会長のオーナー様に寄り添った丁寧な仕事ぶりに、この家づくりに携わってもいない私もなぜか誇らしさを感じ、同時に背筋が伸びる思いでした。

 

このお宅の画像(↑)、ガラ〜ンとしていますが実は売却のお手伝いをさせていただきました。

 

現オーナー様ご夫婦もご高齢になり、年1〜2回のお手入れもなかなか難しくなってきたとのこと。

 

手放すことを考えた際、真っ先に「最後まで吉成建築さんにお世話になれれば」とご相談いただきました。

 

結果としては、吉成建築で買取再販させていただき、新たなオーナー様の手にお渡しすることができました。

 

会長の代から始まった大工稼業60余年。

 

半世紀を越え、吉成建築は新築だけではなくリフォーム・リノベーション・不動産まで、住まいに関する全てのことを一貫してサービスできるようになりました。

 

しかしながら、年月を経ても、これからも吉成建築の家づくりの想い・源泉は変わることはありません。

 

地元の工務店として、オーナー様が困ったときのよりどころでありたい。

オーナー様に寄り添い、オーナー様の家を守る。この大工の古き良き文化を継承していきたい。

 

そのために吉成建築は100年企業を目指しています。

 

『縁ある全ての人の幸せづくり』

 

この理念を土台にこれからも上質で誠実な家づくりをお伝えしていきます。

 

、、ということで、

 

今回は吉成建築の成り立ちの部分をご紹介いたしました。

 

次回Part②では現社長 吉成 新一の「社長の決断」をテーマにご紹介したいと思います。

 

それではまた。

 

アンザイ

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