吉成建築の歴史④「これからのこと」
吉成建築 営業の安齋です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
吉成建築の歴史Part④、テーマは「これからのこと」です。
ちなみにこれまでの吉成建築の歴史①②③の振り返りを。。
とあるオーナー様からいただいたメッセージ。
「最後まで吉成建築さんにお世話になりたい」
そう言ってくださる方がいる限り吉成建築は
「オーナー様に寄り添い、オーナー様の家を守る」
という大工の文化を継承していきます。
そしてそのために100年企業を目指しています。
さて、それでは「これからのこと」について書いていきたいと思います。
「家づくりに新しくて良いものをどんどん取り入れていきたい」という想いの高まりとともに、会長(現社長の父)のもとから独立。
2002年、田村町守山から安積町笹川に移ってきました。
当時はパソコンもプリンターもなく、、そんな環境だったと聞きました。
そのような環境の中、LIXILのSW工法(スーパーウォール工法)との出会い、なによりLIXIL担当者の「良い家づくりを広めていきたい」という熱い想いに心打たれ、吉成建築は高断熱・高気密のSW工法一本で家づくりを伝えていく決断をします。
良い家づくりはオーナー様の高いご満足にも繋がりました。
1棟また1棟とSWオーナー様のご縁が広がり、吉成建築を会社にして安積町に移ってきてからあっという間に20年が経ちました。
その間、想像だにしない大災害に幾度となく襲われました。
2011年東日本大震災 発生。
2019年、台風19号による甚大な洪水・浸水被害。
同年年末から広まった、新型コロナウイルス感染症。
物質的に、精神的に、これらの災害によって私たちの生きていく活力は奪われてきました。
そんな時、社長の吉成は決まってこう言い続けました。
「ピンチこそチャンス」
これはただ単に利益を求めるための打算的な言葉ではなく、「こんな時こそ臆せず行動しよう!」というメッセージでした。
まずは東日本大震災を受け、平屋だった社屋を建て替え。
1Fをショールームスペースにし、また地域の方々が集まれるコミュニティースペースとして自由に利用していただけるよう開放しました。
実際にお料理教室やベビーマッサージなど、多くの方々にご利用いただいていました。
そのようななかで2019年、台風の浸水被害。
追い打ちをかけるように新型コロナウイルス感染症の蔓延。
感染症の蔓延によりショールームでの各種教室は実施できなくなりました。
またそれまでの家づくりの打ち合わせスペースでは密になってしまうため、このことを機にショールームをコロナ対策を講じた打ち合わせスペースに切り替え。
吉成建築を地域の方々に安心して集まっていただけるスペースにしたいという想いから決断した社屋建て替えでしたが、コロナ蔓延によりそれが叶わなくなってしまいました。
長く先行きの見えない暗雲が立ち込めるなか、社長のその想いは年々強まり、、
2022年、社屋隣接地にガーデニングショップLacca(ラッカ)オープン。
これまでの各種教室の参加者様だけではなく、より広く、地域の方々やオーナー様も気軽に安心して立ち寄っていただける施設としてOPENしました。
ちなみにLaccaはイタリア語で塗料のラッカ―や漆(うるし)という意味があります。
地元福島の会津塗り(漆塗り)から連想される、身近なもの・上質なもの・変わらないもの・使い続ける大切さなどをメッセージに込めています。
吉成建築の土台は家づくりです。
地元工務店として地域の方々が困ったときの拠り所でありたい。
その想いから、建築・リフォーム&リノベーション・不動産と、できることを広げてきました。
そして新たに「暮らしに新しいエッセンスを」をテーマとしたガーデニング&カフェ事業を展開。
その源は企業理念にあります。
これからも吉成建築は、上質で誠実な住まいづくりを通して縁ある全ての人の幸せづくりを続けていきます。
社長は次なる壮大なプランを考えているようですが、、、
それはまた何かの機会にご紹介したいと思います。